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活動報告

「福島第一原子力発電所見学会・研修会」参加報告

開 催 日 : 令和5年6月9日(金)
開催場所: 東電廃炉資料館、福島第一原子力発電所(見学会)
    : 郡山市市民交流プラザ(研修会)

 【内容・時間】
(1)1F見学会   10:15~15:30  東電廃炉資料館(富岡町) 集合・解散
(2) 研修会   18:05~19:55  郡山市市民交流プラザ(郡山駅前・ビッグアイ6階)
 講師:水野 義之氏(京都女子大学名誉教授)
 内容:「原発セミナー:福島原発事故の真実 -物理学者の視点から」
 ①福島事故の本質はチェルノブイリ型orスリーマイル型
 ②廃炉作業に要する期間と住民生活への放射線リスク
 ③処理水の海洋放流についての楽観論or悲観論
 ④トリチウムの研究成果について
 ⑤科学的真実を踏まえた土地評価の今後の課題

 福島県不動産鑑定士協会及び近畿不動産鑑定士協会連合会の共催で開催された表記見学会・研修会に、東京都不動産鑑定士協会から佐藤麗司朗会長、末原伸隆災害対策支援委員長を派遣しました。

 1F見学会には、福島県不動産鑑定士協会、近畿不動産鑑定士協会連合会、当会から17名が出席しました。
 東電廃炉資料館にて、東日本大震災の発災から福島第一原発事故がなぜ、どのように起こったのか、今後30年から40年かけて行う廃炉作業をどのように進めるのか、廃炉作業に当たって今どのようなことが問題となっているのか、特に汚染処理水の処分について、説明を受けた後、バスで移動し、福島第一原発の見学を行いました。

 また、郡山市市民交流プラザにて、水野義之氏(京都女子大学名誉教授)による研修会「原発セミナー:福島原発事故の真実―物理学者の視点から」を受講しました。
廃炉作業に関するリスクや、処理水の海洋放流、トリチウムの研究等について、物理学者としての観点からの見解、説明を受けました。

 東京都不動産鑑定士協会では、今後も、日本不動産鑑定士協会連合会及び他道府県鑑定士協会と連携の上、災害に関する種々研修会、勉強会等に参加し、見分を広めて参ります。

廃炉記念館での説明会

福島第一原子力発電所視察の様子①

福島第一原子力発電所視察の様子②

2号機建屋

見学会参加者

水野先生の研修会の様子

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