活動activity

活動報告

公益社団法人栃木県不動産鑑定士協会主催「住家被害認定調査等研修会」講師派遣報告

開催日: 令和元年5月16日(木)
場 所: ホテルニューイタヤ 南館4階

 公益社団法人栃木県不動産鑑定士協会主催「住家被害認定調査等研修会」に、当協会より佐藤麗司朗相談事業委員長と末原伸隆相談事業副委員長を講師として派遣しました。
 当協会では平成28年熊本地震に際し、南阿蘇村の被災地に対して住家被害認定調査等に関する支援活動を行った他、大阪北部地震および平成30年7月豪雨、平成30年北海道胆振東部地震の被災地においては、住家被害認定調査を中心に、罹災証明書発行体制の整備、被災者台帳構築の支援を行いました。本研修会ではこれらの支援活動報告をはじめ、平成28年熊本地震において被災した家屋の映像などを交え、現地での体験を中心に講義を行いました。講義の内容は、平成31年3月に改訂された内閣府の運用指針(損傷程度の例示)も反映しました。
 本研修会では栃木県士協会会員34名、その他の不動産鑑定士協会会員3名の他、栃木県の自治体職員45名にご参加いただき、当協会から吉村真行会長および講師2名と合わせて計85名参加となりました。
 当協会は全国各地で未曽有の自然災害が相次いでいることを受け、被災地で速やかに支援活動を行うための実践的なレクチャーを行っていきます。また、今後も首都直下型地震・南海トラフ巨大地震等の大規模災害に備えて、会員の住家被害認定調査研修受講者を増やすとともに、全国の不動産鑑定士に対して「国民目線に立った社会的使命」としての取り組みを広げていく他、自治体に対しても研修や協定締結を通じ、住家被害認定調査について不動産鑑定士がどのように社会に貢献できるかを伝えるべく、活動を続けてまいります。

栃木県士協会伊矢野忠寿会長による挨拶

当協会吉村真行会長による挨拶

佐藤麗司朗相談事業委員長による講義

末原伸隆相談事業副委員長による講義

会場の様子

ページの上部へ