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活動報告

「住家被害認定調査等研修会 水害編・実施体制編」開催報告

開催日時: 令和2年9月1日(火)13:00~17:52
開催方法: Zoomウェビナーによるオンラインライブ配信

 このたび相談事業委員会におきまして、「住家被害認定調査等研修会 水害編・実施体制編」を開催しました。
 本研修会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、当士協会初となるオンラインライブ配信形式にて実施され、当日は参加者各自の自宅・勤務先等から受講をしていただきました。
 冒頭、東京都総務局総合防災部情報統括担当課長の長谷克己様からご挨拶を賜りました。
 被災地支援活動報告では、これまで不動産鑑定士が被災自治体のなかで担ってきた役割、現場から期待されている役割について、多くの写真ともに佐藤麗司朗会長兼相談事業委員長が説明を行いました。
 研修会「水害編」では、水害特有の実務的な留意点等を中心に、相談事業委員会の末原伸隆副委員長、平子剣士委員、柏原理奈委員が講義を行ったとともに、「実施体制編」では、被災自治体による住家被害認定業務の実施体制やそのマネジメントについて理解を深めるための要点を、佐藤会長と末原副委員長が解説しました。
 当士協会ではこれまで、地震編を住家被害認定調査の「基礎講座」、水害編を「応用講座」と位置付けておりましたが、今回の研修会では、「基礎講座」の受講歴がない方でも、水害発生時に必要な支援活動の内容や実施方法等について学んでいただくことができるよう、独自テキストや研修内容の見直しを行い、広く参加者を募集しました。
 当日は、当士協会会員ならびに全国各地の不動産鑑定士が参加したほか、行政職員として、東京都ならびに「災害時における住家被害認定調査等に関する協定」を締結している自治体職員、さらには熊本県職員、熊本県内の市町村職員、静岡県職員の方々にもご参加をいただき、本研修会の参加者合計は、過去最多の321名となりました(講師を含む)。
 今後も、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底しながら、継続的な研修会の開催や、研修内容の充実に努めてまいります。

東京都総務局総合防災部 情報統括担当課長 長谷克己様による挨拶

  佐藤麗司朗会長による挨拶(左上)、水害編の講師を務めた相談事業委員会の

 末原伸隆副委員長(右上)、平子剣士委員(左下)、柏原理奈委員(右下)

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行った会場の様子

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