中学校「不動産教室」（港区立白金の丘中学校）開催報告

　港区立白金の丘中学校において、中学３年生を対象とした、不動産鑑定士による「不動産教室」を開催いたしました。
　「不動産教室」は、不動産についての理解を深めてもらうと同時に、不動産鑑定士を身近な存在として知ってもらうことを目的として、不動産教室推進委員会において実施しています。
　今回は、スライドを使用した授業を１校時と２校時に行い、最後に質疑応答の時間を設けました。
　１校時は、金塚委員より、「部屋を探しながら不動産について学ぼう」をテーマに、部屋探しで気を付けること、家賃はどうやって決まるのか、投資について、具体的な例を挙げて解説いたしました。また、不動産鑑定士の資格について、主な仕事や不動産にかかわる他の資格との違いについて説明いたしました。一人暮らしに興味を持っている生徒も多く、民法改正により成人年齢が１８歳となることもあり、真剣に話を聞いていただきました。
　２校時は、小澤委員より、港区に関するクイズを行いました。港区の人口や駅に関するクイズは、生徒のみなさんが積極的に参加してくださいました。また、市街地再開発事業について、学校の近くで行われている市街地再開発事業を例に説明する等、身近な地域の未来についても興味を持ってもらえるような授業内容といたしました。
　最後の質疑応答の時間では、日頃から不動産に関して疑問に思っている事や不動産鑑定士試験についての質問があがりました。
中学生に向けて不動産教室を開催するのは今回が初めてとなりましたが、今後も小学生、中学生、高校生等に向けた次世代ファン創出のための活動を展開してまいります。

佐藤麗司朗 会長と講師陣による挨拶

 金塚 委員による授業

 小澤 委員による授業